所長の採点ノート 2026.09.01

思い出に残る映画は、なぜか最初から面白い

良い映画は、始まった瞬間からわかります。まだ何も起きていない段階でも、緊張感や没入感があって、気がつくと引き込まれている。監督や役者の演技が噛み合っていると必ずこうなる。私が作品の点数と順位を決めるとき一番大切にしているのは、ずっと惹きつけられたかどうかです。

逆に合わない映画は最初の10分で気配が出ます

反対に、私が合わないと感じる映画には、最初の10分ほどで独特の感触があります。話にも撮り方にも登場人物にもなぜか入り込めない。設定がどこかおかしく感じる。場面が間延びして、この先面白くなる予感が育たない。まだ本題が始まっていないから退屈なのではなく、その映画の運び方そのものに乗れていない感覚です。

その最初の予感は、だいたい当たります

経験上、この最初の予感はだいたい当たります。冒頭で乗れなかった作品は、途中まで見進めても同じ違和感が残り、結局そのまま面白くならないことが多い。

最初から最後まで没入して見れたかを、採点で重視しました。 あとは、数年経っても「心に残るか」も重視しました。

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