2300年未来への旅
Logan's Run
あらすじ
ドーム都市で快楽的に暮らす人々は、30歳を迎えると「輪廻」の儀式に参加する社会に従っている。秩序を守るサンドマンのローガンは、逃亡者を追う任務の中で制度に疑問を抱き、外の世界を目指す旅へ踏み出す。1970年代SFを代表するディストピア作品。作品が置かれた時代や人物の関係にも目を向けたい。
こんな人におすすめ
最新VFXの精密さより、1970年代らしい手作りのセットと素朴な未来像を面白がりたいときに選ぶ一本です。暴力や性的表現はありますが、少し安っぽく見える部分も含めてレトロSFへ浸れます。
再生太郎の感想
『2300年未来への旅』は、1976年に作られたSF映画です。現在の映画と比べると、セットや特殊効果には古さがあり、最初に見た人の多くが少し安っぽいと感じても不思議ではありません。
ただ、その安っぽさだけで切り捨てるのはもったいない作品でした。現在のようなデジタルVFXが一般化するよりずっと前に、当時のセット、衣装、撮影技術で未来社会を形にしています。現代の映像では見られない手作り感があり、1970年代の人たちが未来をどう想像したのかを眺める面白さがあります。
物語も、現在の複雑なSFと比べると比較的素朴です。しかし、その分だけ世界の仕組みや登場人物の目的を追いやすく、最後まで飽きずに見られました。豪華で精密な映像ではなくても、未来社会の発想と物語の運びで興味をつなぐ映画です。
古い映像表現やレトロな未来像を楽しめない人には、安っぽさの方が強く見えるかもしれません。それでも、VFXが未発達だったと一言で片づけるのではなく、その時代の方法で作られたSFとして見ると独特の魅力があります。決してつまらない映画ではなく、最後には見てよかったと思えました。4点です。
こんな気分・状況に
先に知っておくこと
- 暴力、死、性的表現、年齢による選別を扱う。
- U-NEXT検索結果の『30歳までしか生きられない世界』という説明と1976年『Logan's Run』が一致。