ポンペイ
Pompeii
あらすじ
西暦79年のポンペイ。奴隷剣闘士として生きるマイロは、町を訪れた富裕層の娘カッシアと出会う。身分の差や権力者の思惑が二人を隔てるなか、ヴェスヴィオ山の異変が迫る。古代都市を舞台にしたロマンスと災害スペクタクル。作品が置かれた時代や人物の関係にも目を向けたい。
こんな人におすすめ
古代都市の災害と剣闘を、現代的な映像と大作らしい勢いで退屈せず見たいなら候補に入ります。古代の空気感を何より重視すると整いすぎて見える可能性があり、噴火や死傷描写もあります。
再生太郎の感想
『ポンペイ』は、話としては最後まで飽きずに見られました。全然つまらない映画ではなく、古代都市と噴火を題材にした作品として、見ている間はきちんと楽しめます。
ただ、見ながら気になったのは、画面と演出が現代的に整えられすぎているように感じることでした。2014年の映画なので、現在から見れば最新作というほど新しくはありません。それでも、古代の世界へ自然に入り込むというより、現代の大作映画らしい映像や見せ場の方が前に出ている印象があります。
私には、映画として少し盛りすぎているように見えました。もっと古い時代に作られていれば、画面の作り方や演出の質感も違い、同じ題材をもう少し面白く感じられたのかもしれません。これは作品の古さそのものではなく、古代を描く題材と現代的な映画表現の相性について感じたことです。
物語は退屈ではなく、十分に見られる作品です。ただ、映像と演出が作り込まれすぎた感覚があり、3.5点にしました。
こんな気分・状況に
先に知っておくこと
- 剣闘、奴隷制、噴火災害、死傷の描写あり。
- 2014年ポール・W・S・アンダーソン監督作。