新幹線大爆破
あらすじ
走行中の新幹線に、時速が一定以下になると爆発する爆弾が仕掛けられた。犯人からの巨額要求を受け、国鉄職員、警察、乗客それぞれが限られた時間と情報のなかで対応を迫られる。列車の運行を軸に緊張を積み重ねる、日本のパニック映画を代表する一作。作品の背景と人物の選択を丁寧に描く。
こんな人におすすめ
152分の長尺でもテンポを落とさず、犯罪サスペンスへ没頭したいときにおすすめです。救出側だけでなく爆破犯側にも感情移入でき、単純な善悪では終わらない構成を味わえます。
再生太郎の感想
2025年にNetflixで同題のリブート版が配信されましたが、ここで書くのは高倉健が出演した1975年版の『新幹線大爆破』です。
見て驚いたのは、爆破犯側の事情や視点までしっかり描く構成でした。新幹線を救う側だけを追うパニック映画だと思い込んでいたので、想像していたものとはまったく違いました。犯人側も物語の中心に置くことで、単純な善悪では終わらず、双方の人物に感情移入できます。
上映時間は152分と長いのに、最初から最後まで飽きませんでした。1975年の作品だからといって展開が遅いということはなく、緊張感を保ったまま人物の背景と事件の行方を追えます。
予想を裏切る構成、テンポの良さ、感情移入できる人物描写。見て素直に驚かされた、5点の名作です。
こんな気分・状況に
先に知っておくこと
- 爆破の脅威、犯罪、緊迫した描写。
- 1975年の佐藤純彌監督作。2025年Netflix配信の同題リブート映画とは別作品。