ラブ&ポップ
Love & Pop
あらすじ
東京・渋谷で暮らす高校生の裕美は、ショーウインドーで見つけた高価なトパーズの指輪をその日のうちに買うため、友人たちと援助交際に踏み込む。見知らぬ大人たちとの出会いを通して、欲望と不安が交錯する一日を描く。
こんな人におすすめ
庵野秀明監督の実写作品や、極端なアングルによる実験的映像を確かめたいときの候補です。未成年の援助交際を扱う落ち着かない空気と、物語の進みの遅さは覚悟が要ります。
再生太郎の感想
『ラブ&ポップ』は、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督が手がけた実写映画だと知って見ました。映像の作り方も物語も独特で、簡単には評価しにくい作品です。
まず、話全体に気持ち悪さを感じました。題材だけでなく、作品を包む空気そのものが落ち着かず、気軽に楽しめる方向の映画ではありません。
映像もかなり特殊です。小型デジタルカメラで撮られた作品ですが、私には8ミリカメラで撮ったように感じる画質に、極端で奇妙なアングルが次々と重なります。尖った映像表現ではありますが、見やすいとは言えませんでした。
物語も、思っていたほど進まないまま終盤まで来てしまいます。映像表現の強さに対して、話の流れやまとまりが十分ではないように感じました。もう少し物語を整理すれば、もっと良い映画にできたはずです。
庵野秀明監督らしい尖りは強く感じます。ただ、作品全体の気持ち悪さと進展の遅さを考えると、高い点数にはできません。おすすめ度は2.5点です。
こんな気分・状況に
先に知っておくこと
- 未成年の援助交際、性的な会話・示唆、不安をあおる描写を含む。
- 1998年の庵野秀明監督作。U-NEXT掲載版は112分。媒体によって110分や113分の表記もあるが、本サイトではユーザーの視聴先であるU-NEXTの112分を採用する。