アンティル・ドーン
Until Dawn
あらすじ
失踪した姉を探すクローバーと仲間たちは、山荘で覆面の殺人鬼に襲われる。ところが死んだはずの彼らは、同じ時刻へ戻ってしまう。夜明けまで生き延びる方法を探しながら、繰り返される恐怖に向き合うゲーム原作のホラー映画。作品の背景と人物の選択を丁寧に描く。
こんな人におすすめ
タイムループ、殺人鬼、怪物など複数のホラー要素を、勢いよく一度に浴びたいときの候補です。残酷描写が強く、物語のまとまりや納得感を重視する場合には勧めにくいです。
再生太郎の感想
『アンティル・ドーン』を見て最も強く残ったのは、とにかくグロテスクな映画だったという印象です。怖いというより、タチの悪いお化け屋敷へ放り込まれ、次々と残酷な見せ物を見せられるように感じました。
ストーリーがどう進むかを考える前に、強い残酷描写が何度も続きます。ここまでグロテスクにしなくても映画として成立するのではないかと思うほどで、私には必要以上に感じられました。残酷な映像が苦手な人には向きません。
もう一つ気になったのは、全体の作りに少し雑さを感じたことです。殺人鬼、怪物、閉じ込められた場所、同じ時間の繰り返しなど、いろいろなホラー映画で見てきた要素を一つに詰め込んでいます。しかし、それぞれの要素が一つの物語として十分にまとまっているというより、とりあえず全部入れてみたように見えました。
そのため展開は次々と起こり、退屈はしません。次に何が出てくるのかという勢いはあります。ただ、見終わったときに物語として腑に落ちたかというと、納得感の低い映画でした。
強い残酷描写と、複数のホラー要素を一度に味わいたい人には合うかもしれません。私にはグロテスクな場面が多すぎ、構成にも雑さが残りました。退屈はしませんが、積極的にはすすめにくく、おすすめ度は3点です。
こんな気分・状況に
先に知っておくこと
- 強い恐怖、殺傷、流血、死の反復。
- 2025年の実写映画。ゲーム『Until Dawn -惨劇の山荘-』と同一ストーリーの直接再現ではない。