スプリット

Split

3(おすすめ度3)再生太郎のおすすめ度

あらすじ

高校生のケイシーら3人は、複数の人格を持つ男ケヴィンに連れ去られ、見知らぬ場所に閉じ込められる。人格ごとに異なる態度を見せる彼とのやり取りのなかで、ケイシーは脱出の機会を探る。密室の緊張感で進む心理スリラー。登場人物それぞれの選択と関係の変化にも目を向ける。

誘拐・監禁が生む不穏さや、人物の気持ち悪さまで含めて心理スリラーを味わいたい人向けです。気分よく見たい夜には勧めにくい作品です。

再生太郎の感想

『スプリット』は、嫌な気持ちになる映画でした。ただし、退屈だから嫌だったわけではありません。話はきちんと進みますし、次に何が起こるのかを追いながら、私は最後まで見れました。

一方で、作品全体に強い気持ち悪さがあります。誘拐と監禁という状況だけでなく、登場人物の言動や、こちらが距離を置きたくなる人物の見せ方が重なり、見ていて落ち着きません。単純に怖いというより、生理的に受け付けにくい不快さが続く映画です。

この不快感は、作品が緊張感を作るために意図したものでもあると思います。しかし、映画として狙って作られた不快さであっても、それを最後まで受け付けられるかは別の話です。人物や空気感が合わない人なら、途中で見るのをやめても不思議ではありません。

ここでいう気持ち悪さは、現実の精神疾患を持つ人への感想ではなく、本作の誘拐・監禁、人物描写、演出から受けたものです。本作の設定は創作であり、現実の解離性同一性障害の理解とは分けて考える必要があります。

最後まで見れたため、つまらない映画だとは思いません。ただ、見終わって気分がよくなる作品でもありません。面白さはある一方で、不快感がかなり強く残る映画です。3点です。

こんな気分・状況に

  • 心理スリラー
  • 密室
  • 多重人格
  • シャマラン
  • 緊張感

先に知っておくこと

  • 誘拐、監禁、虐待の示唆、精神疾患の描写(実際の疾患理解と異なる創作表現を含む)。
  • 2016年のシャマラン監督作。

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出典と確認日

確認日 2026-08-24