十戒

The Ten Commandments

5(おすすめ度5)絶対に外さない再生太郎のおすすめ度

あらすじ

古代エジプトの王家で育ったモーセは、自らの出自とヘブライ人が奴隷として置かれた境遇を知る。特権を捨て、民を自由へ導く道を選んだ彼と、エジプト王ラメセスの対立を大規模な映像で描く。

長編でも腰を据え、モーセと出エジプトの物語を通して宗教文化を学びながら壮大な歴史劇を味わいたい日に選ぶ一本です。231分あり、奴隷制や災害・暴力描写も含みます。

再生太郎の感想

『十戒』は、昔テレビで数年に一度くらい放送されていた印象があります。当時の私は見ておらず、とにかく長い映画だという印象だけを持っていました。

実際に見始めたときは、古い作品らしい映像で、私が見た版は色も画質も白黒映画のように感じられました。そのため、この長さを最後まで楽しめるのか少し心配になりました。ただし、1956年版の原作品自体は白黒ではなく、テクニカラーとビスタビジョンで制作されたカラー映画です。ここでの白黒という表現は、私が実際に見た映像への印象です。

物語が進むにつれて、最初の心配はなくなりました。モーセと出エジプトの物語を通して、ユダヤ教とキリスト教の双方にとって重要な聖書の物語を知ることができます。宗教そのものの起源をすべて説明する作品ではありませんが、一つの宗教文化がどのような物語を大切にしてきたのかを知る入口になります。

宗教について勉強になるだけでなく、映画の物語としてもどんどん面白くなっていきます。長編であることを忘れるほど、人物と出来事へ引き込まれました。

米国では、イースターや過越祭の時期に毎年テレビ放送されてきた長い習慣があると確認できました。世界中のキリスト教徒全員が定期的に見る映画とまでは言えませんが、宗教行事の時期に繰り返し見られてきた理由は、実際に作品を見るとよく分かります。

『キング・オブ・キングス』と並んで、宗教文化を知ることができ、物語としても楽しめる素晴らしい聖書映画です。おすすめ度は5点です。

こんな気分・状況に

  • 聖書
  • 歴史スペクタクル
  • 古代エジプト
  • 長編
  • チャールトン・ヘストン

先に知っておくこと

  • 宗教的主題、奴隷制、災害・暴力描写を含む。1956年版はテクニカラー/ビスタビジョンのカラー作品で、1923年のデミル版とは別作品。
  • 1956年のセシル・B・デミル監督・チャールトン・ヘストン主演版。原作品はテクニカラー/ビスタビジョンのカラー映画で、1923年版とは別作品。

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出典と確認日

確認日 2026-08-24