エリザベス
エリザベス シリーズ第1作Elizabeth
あらすじ
1558年、若きエリザベスは不安定なイングランド王位を継ぐ。宗教対立、周囲の策謀、結婚をめぐる政治的圧力の中で、彼女は君主としての立場を築こうとする。実在の女王の初期統治を題材に、宮廷の権力闘争と変化を描く歴史劇。作品が置かれた時代や人物の関係にも目を向けたい。
こんな人におすすめ
歴史映画は堅くて退屈そうだと敬遠してきたなら、一度試してみたい一本です。16世紀イングランドの宮廷政治を面白い物語として味わえますが、宗教対立や拷問・処刑の描写があります。
再生太郎の感想
『エリザベス』は二作品あるうちの第1作、1998年の映画です。2007年の『エリザベス:ゴールデン・エイジ』ではなく、その前作についての感想です。
題名だけを見ると、少し堅くて退屈そうな歴史映画を想像する人もいるかもしれません。しかし、実際に見るとまったくそんなことはありませんでした。歴史ものが好きな私にとって、物語そのものがきちんと面白く、最後まで興味を持って見られます。
舞台は、現在の国名としてのイギリスというより、1558年からの16世紀イングランドです。若いエリザベスが王位を継ぎ、宗教対立や宮廷の策謀、結婚をめぐる政治的圧力の中で、自分の立場を築いていく時代が描かれます。普段なかなか触れる機会のない当時のイングランドの世界を、映画の物語として見られることにも価値がありました。
もちろん、実在人物と歴史上の出来事を題材にした劇映画であり、史実をそのまま再現した映像ではありません。それでも、歴史への入口として興味を持たせながら、映画としても退屈させない作りになっています。
評価が高いことにも納得できました。題名から受ける印象だけで避けるのはもったいない、しっかり見る価値のある一本です。5点です。
こんな気分・状況に
先に知っておくこと
- 宗教対立、拷問・処刑を含む暴力描写あり。
- 2007年続編『エリザベス:ゴールデン・エイジ』とは別。